使えば使った分、走れば走った分なくなっちゃうのが 消耗品です。
タイヤ オイル ガソリン ブレーキパッドは、代表です。
グローブやブーツも消耗品の内かもデス。
これは主に4サイクルエンジン用のキャブレターの部品で、バキュームピストンです。
エンジン回転中は常に動いている部分です。もともとはアルミの筒状で回りに黒くコーティングが全周面施されています。写真の部品は、コーティングが削れてしまっています。
この様な状態ですと、間違いなく作動中に引っかかります。エンジンストールやふけ上がりづらいとか、一番やっかいな症状は調子よくエンジンは始動してアイドリングも安定しているのにアクセルを少しでも開けるとエンジン止まる時です。一番下がった(閉じた)まま動けないときです。
エンジンは問題なさそうなので、キャブがダメだとは・・・
どうしても距離がかさむと出ると思いがちですが、本当はなにか不調がある(ブレーキの引きずりとか、タイヤの空気圧不足等も)まま、ある程度の期間使用し続けた結果として、この部品だけが過度に磨耗したのではないかと思います。
このところ この様な過走行車でもあまり発生しないような状態になる車両が見られます。
日頃の点検、メンテナンスにてある程度は防げると思われます。大多数の車両では発生していませんので、ある特定の条件が幾つか重なり重症化するのではないかと、思われます。
こんなところも ”消耗品ってかい”て 感じです。
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